非営利任意団体/きさらづレトロ建築活性化委員会

2019年 Rの会活動計画(予定)

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いまやれることを、ひとつずつ

2018年、当会の活動を通じて思ったことは、きさらづの現況では「歴史ある建物を活かしたまちづくり」を実現するには、遠い環境にあるということでした。

市民のみなさまの賛同がなければ、当会の活動目的は成就しないでしょう。したがって、引き続き意義を広める、機運を高める活動の必要性を感じています。

レトロ建築を「未来につなぐ」機運を醸成する

Rの会/機運醸成セミナー
機運醸成セミナーとは、レトロ建築やまちづくりへの意識・価値観を高める、認知を広める活動のことです。具体的には、「きさらづのレトロ建築」のスライドを使用した現状紹介と、歴史ある建物の利活用の意義を説明いたします。

さらには、参加して頂いたみなさまとの意見交換の場といたします。

きさらづのレトロ建築(スライドと解説)
現存する「きさらづのレトロ建築」を写真と解説で構成しスライドにまとめたものです。きさらづの歴史ある建物の種類や歴史性、今後の課題などをご紹介いたします。

なお、きさらづに現存する歴史ある建物と解説内容はたえず見直しをしています。これまでに修正および追加をして、現在、建物写真は100枚(建物の重複含む)を超えています、さらに新しい発見があり次第その都度追加していきます。

きさらづ界隈ツアー(界隈を探訪する)
きさらづに現存する「レトロ建築」を実体験するツアーとなります。いまそこにある歴史ある建物を訪ねて、きさらづ中心街(駅西口)の界隈を巡ります。近いうちにツアーマップを新たに作成したいと考えています。

上記した活動は、定期的に実施していきたいと考えます。実施日等は、決まり次第当サイトまたはチラシでご案内いたします。

シンポジウム・講演

第二回シンポジウム(講演)「都市の記憶を失う前に」(予定)
2018年12月に、第一回シンポジウムを開催いたしました。引き続き、第二回を開催すべく、現在検討中であります。予定として、歴史ある建物の保存・活用の専門家である「工学院大学・理事長/田中治氏」の講演を考えています。

田中治氏は、文化庁文化財保護技官および調査官を経て、工学院大学の教授、理事長となっています。一級建築士であり、またシリーズ「都市の記憶を失う前に」などの著書もあります。当方は、埼玉県比企郡小川町にて講演を聴いています。

知識と経験に基づいた、歴史ある建物を活かすことの意義を丁寧に、且つわかりやすく解説することに定評があるようです。

第一回シンポジウム「川越蔵の会」の概要が、新千葉新聞(2018/12/28)に掲載されました。以下をご参照ください。

新千葉新聞さま、ありがとうございました。また何かの機会には、よろしくお願いいたします。

「歴史ある建物」の保存・活用

当会は、歴史ある建物の保存・活用を主目的に設立いたしました。しかし、その実現にはハードルが高く、実現する機会はいまだ訪れていません。したがって、予定はとくになく、機会があれば臨機応変に対処していく所存でいます。

一方、きさらづのレトロ建築には劣化が進んでいるものが多く、あまり時間は残されていません。それを考えると先を急ぎたくなりますが、現実はそうもいきません。ちなみに現在、ある建物の再生に関して、専門家に協力を打診しています。

「急がば回れ」、あるいは「急いては事を仕損じる」ともいいます。少しずつ、信用と信頼を重ねつつ、実現に向けて活動していきたいと考えます。

建物再生事例/川越一番街のビフォー&アフター

まちとレトロ建築を活性化するイベント


参考:これはイメージです

レトロ建築、空き家、空きビル、空き地を活かしたアートイベントの開催。

これは、まだアイデアの段階であり、実現性はまだ見えていません。きさらづの中心街の活性化、レトロ建築の利活用を含めて、現代アートを空きスペースで展開することで界隈に賑わいをもたらす、という発想によるものです。

ZOZOの前澤社長が、バスキアの作品を123億円で購入し話題となったように、現代アートは、最近ではなにかと話題となる要素になりつつあります。また、注目される日本人作家も多数現れているようです。

アートイベントに興味がある方がいましたら、ご連絡いただけると幸いです。協力してイベントの実現を目指してみませんか、意欲のある方の参加を募ります。

研究課題/看板建築ストリート構想案

シャッター街の活性化として、現代の技術・工法による「新・看板建築」の商店とレトロな街並みをつくることを目的とした構想案となります。考え方はいたってシンプルです、以下のミニチュアモデルをご参照ください。


このようなことが現実世界でできないか、とりあえずデザインイメージ(各パーツ含む)を作成することから始めていきます。
引用:看板建築 kato (amazon)

その他の活動について

歴史ある建物(空き家含む)の片付けや掃除のお手伝い
歴史ある建物のなかには放置されて空き家同然となっている、そんな物件もあるようです。また、所有者の諸事情で手入れや掃除が行き届かない、そのような事情に当会では、ボランティアとしてお手伝いしたいと考えます。

きさらづレトロ建築ギャラリー(紙媒体)
毎月、歴史ある建物をひとつクローズアップして、その建物写真と詳細情報をA4サイズ1枚にて無料配布いたします。

建物の種類、歴史・文化性、時代背景など、その建物にまつわる情報をできるだけ詳しくお伝えしていきます。きさらづにあるレトロ建築を、より多くの人に知ってもらうことを目的とした共感者創造の情報ツールとなります。

追記

2019年もRの会は、レトロ建築を未来につなぐ活動を続けていきます。

とくに派手な活動はないかもしれませんが、いまやれることをひとつずつ、実行していきたいと考えます。ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

冒頭写真:伝統的和風建築 木更津市

おまけ/歴史ある建物に関連するオススメの書籍

当サイトで参考にしている書籍を以下に紹介いたします!リンク先は、amazonになります。ご了承ください。

伝統を今のかたちに (都市の記憶を失う前に) 後藤治/著
私たちが住む“まちの歴史”を強みに!歴史の証人ともいえる“まちの記憶を秘めた建造物”…“文化的な誇り”として魅力ある保存・継承が成功した事例を交えて、その仕組みを分かりやすく解説しています。

デービッド・アトキンソン「新・観光立国論」
外国人観光客8200万人、GDP成長率8%!日本の進むべき道がここにある!日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではありません。

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