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お知らせ|「まちづくりシンポジウム/川越蔵の会」開催のご案内

シンポジウム開催決定!蔵のまち川越のまちづくりに学ぶ

12月9日に「まちづくりシンポジウム/川越蔵の会」を開催いたします。当日は、全国的に有名な「蔵のまち川越」から、町並みを再生、まちづくりに多大な貢献をした非営利団体「川越蔵の会」の設立期メンバーである荒牧澄多(あらまきすみかず)氏を講師にお迎えして、基調講演とパネルディスカッションを行います。

「まちづくりシンポジウム/川越蔵の会」開催のご案内

開催日時:2018年12月9日(日)13:00〜17:00
会場:きさらづみらいラボ1F(木更津市/市民活動支援センター)
参加費:500円(定員80人、申込制、メールかFAXでお申込ください)

mail: info@r-nokai.com FAX: 0438-22-3501
参加費は、開催当日にお支払いください。
参加申込制は、なにかとお手数ですが、よろしくお願いいたします。

基調講演 講師/荒牧澄多(あらまきすみかず)氏
1983年の「川越蔵の会」設立時から深く関わって、現在は理事を務めている。かつては市の職員で文化財保存や都市景観などにも精通しており、現在は全国町並み保存連盟の常任理事にも就任している。

川越蔵の会とは
川越市は現在、日本有数の蔵造りの町並みで知られているが、1960年代、その中心である一番街周辺の旧市街地が衰退化の一途を辿り、蔵造りのファサード改変や取壊しが行われ、歴史的な都市として一時は大きな危機を迎えました。

1970年代、学識経験者や建築家などが歴史的な町並みの重要性を講演やシンポジウムで訴求し、青年会議所は景観保存の条例提案を市に提出しました。伝建地区調査も実施されましたが、建物所有者の賛同が得られず保存は頓挫しました。

伝建地区=伝統的建造物保存地区

1980年代、83年に非営利団体「川越蔵の会」が設立された。蔵の会には、70年代から活動してきた市民に加え、専門家、青年会議所、商工会議所、市役所職員など、多様な人たちが集いました。

その後、保存活動の機運は市民のあいだに広がり、国および県指定の都市計画道路の開発が変更されて、歴史ある建物と町並みが保存される基礎ができました。

さらに商店街住民が中心となって「町並み委員会」を結成、都市計画家のクリストファー・アレグザンダーの「パタン・ランゲージ」の考えを下敷きに「町づくり規範」を策定し、市民が、行政に代わって文化財保存運動と、衰退していた街の活性化を進めて現在に至っています。

市民主体で進めるまちづくりのスタイルは現在も受け継がれて、2002年には活動範囲を広げるためNPO法人となった。

現在、当市の成功例は、シャッター通り化に苦しむ全国の都市から町作りのモデルケースとされて視察も多くなっています。

川越一番街を中心とする旧市街地は、グッドデザイン賞の第1回「アーバンデザイン賞」(1999年)を受賞、さらに「川越蔵の会」は、「全国町並み保存連盟」でも中心的な役割を果たし、2010年には「地域づくり総務大臣表彰」を受賞しています。

川越蔵の会の活動概要


川越一番街

<主たる活動範囲>
まちづくりの推進を図る活動
1.住民が主体となったまちづくり
2.商店街の活性化による景観保存
3.財団形成

<目的>
地域に根ざした市民としての自覚を持って、まちづくりをみずから実践するとともに、住民が主体性を持って行うまちづくりの支援を行うことによって、地域社会の発展に寄与すること。

<活動内容>
1)まちづくりデザイン活動
・「町並み相談所」
一番街、大正浪漫夢通り及びその周辺を対象に、建物の改装、伝統的な家屋の修復、町並みに合う建物の新築などについて、幅広く市民の相談に乗る。

・一番街町並み委員会及び大正浪漫委員会へのアドバイス
一番街町並み委員会及び大正浪漫委員会の委員として、専門家の立場からまちづくりのデザインに関わる様々な指導・アドバイスを行う。

・まちづくり諮問機関の設立誘導と助言、まちづくりのルールブックの作成協力、大正浪漫夢通りの街路整備へのアドバイス、路地空間への顔出しをアドバイス。
・全国的な建築設計コンペの開催・協力。

・一番街の電線地中化や伝建地区における公共建築の建設計画の進め方など、川越市へ様々な提言。

2)まちづくりのイベント開催
・川越の文化を育む催しとして、お茶会、曲水の宴、除夜の鐘を毎年開催。
・空き家の蔵造り商家や歴史的な建物を利用したアートイベントの開催、川越ビエンナーレ等のアートイベントへの協力。
・ネットワーク形成のため、毎年、川越祭り招待行事を開催。

3)伝統的建造物の保存活動
・旧川越織物市場の保存運動と保存再生のための検討。
・都市再生モデル調査の実施、 鏡山酒造跡地でのイベント開催。
・伝統的建造物の保存要請・記録保存・実測調査。

4)広報及び啓蒙活動
・川越市内の新築建物等に景観賞「蔵詩句(くらしっく)大賞」を贈呈。
・会報「蔵詩句たいむす」発行、メール配信。
・町並み案内(視察団体への対応)、見学会や講演会の開催

シンポジウム開催について
Rの会では、できるだけ多くの市民のみなさまに「川越蔵の会」のまちづくり経験を知ってもらい、きさらづのまちづくりに生かせることがあるのではないか、そのように考えていただけると幸いです。

今後、開催実施まで不定期で、関連情報をお伝えしていきます。
よろしくお願いいたします。

参考資料:川越蔵の会公式サイト、ウィキぺディア、NPO法人事例集
写真:ウィキぺディアより引用


川越一番街路地裏


大沢家住宅


川越シャトルバス

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