9/7きぬたらいぶ「戦後80年/戦争は知らない」
■お知らせ|8/10雨天中止のため9/7に日程変更いたしました!
戦後80年
1945年、第二次世界大戦、そして太平洋戦争の終戦から今年で80年だそうです。戦後80年、日本は今日まで「戦争を知らない」という時代を過ごしてきました。
これは、誠に感謝すべきことと感じ入ります。この平和な時代は、かの戦争でお亡くなりになった兵士や一般市民の犠牲の上にあるといっても過言ではないでしょう。
戦後80年の節目となる8月15日を目前に控え、きぬたらいぶでは「戦後80年/戦争は知らない」と題して、3組のアーティストによる演奏と歌を捧げたいと思います。
ご来場いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
きぬたらいぶ「戦後80年/戦争は知らない」
2025/9/7(日)
場所:木更津駅西口・きぬ太前
時間:13:00−15:00(変更する可能性があります)
出演:Backfire(ゆうだい&Naoki)13:00ー
:ジェイソン國分(ロックシンガー)14:00ー
※雨天等、荒天の場合は中止となります。
「戦争は知らない」について
「戦争は知らない」は、寺山修司が作詞を手がけた楽曲であり、また彼の詩の世界観を象徴するフレーズとして知られています。
※フレーズとは、文法的な意味を持つ単語の集まりで、文よりも小さく、単語よりも大きい単位です。
この詩は、戦後生まれの寺山修司が、実際に戦争を体験していない世代の視点から、戦争というものをどのように捉え、表現しようとしたかを示すものと言えます。寺山は直接的な戦争体験がないからこそ、想像力や表現力を駆使して、戦争が残した傷跡、不在、あるいは戦争がもたらす不条理や狂気を浮き彫りにしようとしました。
「戦争は知らない」という言葉は、彼自身の個人的な「知らない」という感覚を起点としつつ、そこからさらに普遍的な人間の記憶や歴史、そして未来への問いかけへと繋がっていく深さを持っています。
この曲自体は1969年にカルメン・マキの代表曲として発表されています。
歌詞の内容は、戦争を知らない世代の視点から、戦争で亡くなった父親への思いや、平和な時代に生きる喜びと、その中で感じる哀愁が描かれています。
カルメン・マキさんは1951年生まれですので、「戦争は知らない」を発表した1969年当時は18歳、まさに「戦争を知らない」世代の一人でした。
寺山修司 (てらやま しゅうじ)
詩人、歌人、劇作家、演出家、映画監督、エッセイスト、競馬評論家など、多岐にわたる分野で活躍した、戦後日本のカウンターカルチャーを代表する人物です。
1960年代から1970年代にかけて、既成概念を打ち破る前衛的な表現を追求しました。1967年に設立した「演劇実験室◎天井棧敷(てんじょうさじき)」は、その拠点となり、アングラ演劇の旗手として国内外で高い評価を受けました。
言葉の魔術師とも呼ばれ、詩や歌、戯曲、エッセイなど、あらゆるジャンルで独特の世界観を構築しました。代表作に、歌集『田園に死す』、エッセイ『書を捨てよ、町へ出よう』、映画『田園に死す』などがあります。
社会や既存の価値観に挑み、観客を巻き込む市街劇など、斬新な表現方法を次々と生み出しました。
カルメン・マキ
日本を代表するロックシンガーであり、そのキャリアはフォークからロックへと変遷し、幅広い音楽性を持っています。
1969年に「時には母のない子のように」で歌手デビューし、その年のNHK紅白歌合戦にも出場する大ヒットとなりました。
1972年にはロックバンド「カルメン・マキ&OZ」を結成し、日本のロックシーンに大きな影響を与えました。彼らのファーストアルバムは日本で初めて大ヒットしたロックアルバムの一つと言われています。
寺山修司とカルメン・マキの関係性
カルメン・マキが世に出る上で、寺山修司は非常に重要な存在でした。
カルメン・マキは、高校を中退後、寺山修司主宰の「演劇実験室◎天井棧敷」に入団し、その舞台で初舞台を踏みました。この経験が彼女の表現者としての原点となっています。
カルメン・マキのデビュー曲であり大ヒットした「時には母のない子のように」は、寺山修司が作詞を手がけました。この曲によって、17歳とは思えない妖艶な雰囲気と歌唱力が大きな話題を呼び、彼女のキャリアの幕開けとなりました。
出演者情報
Backfire(ゆうだい&Naoki)
ゆうだいとNaokiによる音楽ユニット。ゆうだいさんは、木更津駅西口にあるラーメン大輝のテーマソング「ブラックラーメンの歌」を作詞・作曲、そして歌唱をしています。シンガーソングライターとして数多くの楽曲制作をしています。
NAGiSA(沖縄三線&歌唱)
NAGiSAさんは、沖縄にルーツがあり、沖縄三線(さんしん)の演奏には定評があります。三線とは、沖縄で古くから伝わる弦楽器で、三味線の原型となった楽器です。またその歌唱は、三線の音色と見事に融合した魅力を放っています。
※NAGiSAさんは、9/7出演不可となり、9/14に単独で出演いたします!
ジェイソン國分(ロックシンガー)
音楽歴約五十年のベテランロックシンガー、またソングライターとして数多くのオリジナル曲があります。主宰するバンドではハードロックが主体ですが、今回はアコースティックギターの弾き語りによる熱唱にご期待ください!
木更津市中心市街地の活性化を目的に、『公共空間の道路占用及び使用許可』を取得し、アーティストのフリーライブ、マルシェなどを開催しています。
主催:エンゼルアーティスト実行委員会
後援:一般社団法人まちづくり木更津 木更津商工会議所
協力:デイリーヤマザキ木更津駅前店 せんねんの木駅西口店
※令和6年・7年度/木更津市協働のまちづくり活動支援事業
お問い合わせ:
エンゼルアーティスト実行委員会
mail:info@r-nokai.com
WEBサイト:https://r-nokai.com/







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